フィロソフィー
2004年9月7日まだ、生きている。
時間だけが過ぎた。
ここに来るたび、いつも窓際にいた自分を思い出す。
ベランダの近くで、いつでも飛び降りられるように。
死を近くに置くことで、希薄な生を感じようとしていた。
まだ、生きている。
時間だけが過ぎた。
ここに来るたび、いつも窓際にいた自分を思い出す。
ベランダの近くで、いつでも飛び降りられるように。
死を近くに置くことで、希薄な生を感じようとしていた。
まだ、生きている。
忘れかけていた自分
2004年4月1日先月、僕はまた新たな誕生日を迎えた。
死ねなかった。
あの日の自分が危惧していたとおりになってしまった。
僕はまだ、のうのうと生きている。
皮肉なことに、僕が読みたかった「完全自殺マニュアル」は18歳にならないと読めないのだ。最近本屋を探し回っているが、なかなか見つからない。映画になった「自殺マニュアル」のほうも見ておこうと思う。
死ねなかった。
あの日の自分が危惧していたとおりになってしまった。
僕はまだ、のうのうと生きている。
皮肉なことに、僕が読みたかった「完全自殺マニュアル」は18歳にならないと読めないのだ。最近本屋を探し回っているが、なかなか見つからない。映画になった「自殺マニュアル」のほうも見ておこうと思う。
遺文1
2004年3月28日長い、緩やかな坂だった。
あの坂のてっぺんには、見たこともないような美しい景色が僕を待ってると信じてた。
でも
頂上から続いていたのは死へと続く暗い暗い下り坂で
僕は思わずそこで立ちすくんだ。
僕はどうしてこの道を歩いていたんだろう
どこで道を間違えたんだろう
戻ることはできない
僕は最後の一歩を踏み出した。
あの坂のてっぺんには、見たこともないような美しい景色が僕を待ってると信じてた。
でも
頂上から続いていたのは死へと続く暗い暗い下り坂で
僕は思わずそこで立ちすくんだ。
僕はどうしてこの道を歩いていたんだろう
どこで道を間違えたんだろう
戻ることはできない
僕は最後の一歩を踏み出した。
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青空と名づけられた宇宙
2002年7月9日僕にいったい何ができた?
この狭く暗い心の中に何があった?
ここにはブラックホールしかないと思っていた。
うまく幻に恋することができるヒトだけが
この青春を有意義に生きられるのだろう
この狭く暗い心の中に何があった?
ここにはブラックホールしかないと思っていた。
うまく幻に恋することができるヒトだけが
この青春を有意義に生きられるのだろう
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う〜ん
2002年6月25日この一ヶ月で
何頭の牛を 何頭の豚を 何羽の鳥を
僕は殺してしまったのだろう
とふと思った
無駄な一ヶ月を過ごしたあとで僕にできることは
彼らを想って涙を流すことだけ
何頭の牛を 何頭の豚を 何羽の鳥を
僕は殺してしまったのだろう
とふと思った
無駄な一ヶ月を過ごしたあとで僕にできることは
彼らを想って涙を流すことだけ
no more wish
2002年6月15日光なんていらない
手を伸ばせば届きそうでも
それはやっぱり幻だから
よじ登ったところで
また突き落とされる
僕はこれ以上繰り返したくない
動きたくないよ
光が怖いんだ
だから僕は
いつも遠くから見ているだけの
手を伸ばせば届きそうでも
それはやっぱり幻だから
よじ登ったところで
また突き落とされる
僕はこれ以上繰り返したくない
動きたくないよ
光が怖いんだ
だから僕は
いつも遠くから見ているだけの
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なんだかもうどうだっていい
2002年6月6日作り笑いで生きています
今日も明日もあさっても
心のそこから笑うことの難しさは
すっかり忘れてしまっていて
いざというときに
僕の前に大きく立ちはだかる
まだふっ切れず生きています
今日も誰もいない体育館の裏から
見上げた薄く白い月
誰も気付かない
たとえば今僕が死んだとして
僕は何分あなたの心にとどまるでしょうか
3分?10分?
次の週末まで覚えていてくれますか?
悲しみを乗り越えるなんていわないで
あなたはただ忘れていくだけに過ぎない
今日も明日もあさっても
心のそこから笑うことの難しさは
すっかり忘れてしまっていて
いざというときに
僕の前に大きく立ちはだかる
まだふっ切れず生きています
今日も誰もいない体育館の裏から
見上げた薄く白い月
誰も気付かない
たとえば今僕が死んだとして
僕は何分あなたの心にとどまるでしょうか
3分?10分?
次の週末まで覚えていてくれますか?
悲しみを乗り越えるなんていわないで
あなたはただ忘れていくだけに過ぎない
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道路の向こう側
2002年5月30日遠い道路の向こう側に
しずかに佇む君を見た
僕は遠い過去の記憶を
なぞっているだけだと思った
きっとずっと昔から
僕はボロのかかしのように
時には涙を流して
時には冷たい目で
変わることのない赤信号と
そして君を
見ているのだろう。
しずかに佇む君を見た
僕は遠い過去の記憶を
なぞっているだけだと思った
きっとずっと昔から
僕はボロのかかしのように
時には涙を流して
時には冷たい目で
変わることのない赤信号と
そして君を
見ているのだろう。
これから
2002年5月27日ごらん 銀河系に生まれて
回り続けるこの星も
死期を悟って 目をつぶって
そして そんな星に生まれて
迷い続けるこの僕も
意味をなくして 外を眺めて
どちらも助からない
地球も僕のようにたまたま生まれた存在なら
いつかどこかで見た景色
すべては模倣、すべては盗品。
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謝罪の言葉
2002年5月26日こんな日記でも読んでくれる皆さんに感謝します。
僕は前々から生きることに対しては基本的に否定的で、必死で生きてる方には本当に申し訳ないと思います。
最近ではずいぶん自分を客観的に見られるようになりました。
僕はただ、寂しいのです。
誰かに心配してほしくて、気遣ってほしくて、悲しい歌を詠むのです。馬鹿なやつです。
でもこの事実に気付いて、それでも、生きていく気にはなりません。「僕は生きるには弱すぎる」という思いが、依然として僕を支配しているのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は廊下で
僕の目には人ごみに映った
彼らは昨日は友達だったはずなのに
あなたは僕の友達ですか
いつまで僕の友達ですか
あなたの言葉は真実ですか
僕は前々から生きることに対しては基本的に否定的で、必死で生きてる方には本当に申し訳ないと思います。
最近ではずいぶん自分を客観的に見られるようになりました。
僕はただ、寂しいのです。
誰かに心配してほしくて、気遣ってほしくて、悲しい歌を詠むのです。馬鹿なやつです。
でもこの事実に気付いて、それでも、生きていく気にはなりません。「僕は生きるには弱すぎる」という思いが、依然として僕を支配しているのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は廊下で
僕の目には人ごみに映った
彼らは昨日は友達だったはずなのに
あなたは僕の友達ですか
いつまで僕の友達ですか
あなたの言葉は真実ですか
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ガラスの天井
2002年5月20日今日もベランダで音楽を聞いてた。
ガラスの天井という曲を聞いてた。
ひとりだった。
ベランダから見える景色
飛び降りたくなる衝動
でもそうすることなんかできやしないだろう
僕は臆病だから
しにたくてもしねない僕は
見えないガラスにはばまれているのだろうか
ガラスの天井という曲を聞いてた。
ひとりだった。
ベランダから見える景色
飛び降りたくなる衝動
でもそうすることなんかできやしないだろう
僕は臆病だから
しにたくてもしねない僕は
見えないガラスにはばまれているのだろうか
おとなって
2002年5月18日やっぱり僕たちが泣きながら生まれてくるのって、生きることの悲しさを物語っているのだと思う。そして、多くの人は、成長する過程でそのことを忘れてしまうのだろう。生まれたその瞬間、僕たちは背負わされた悲しい運命に気付いてしまうのだろう。でもまだ無力な赤ん坊だから、泣くことしかできないのだ。
そして、「元気な産声を上げた」と手放しで喜ぶ大人。彼らの目には、いったい何が映っているのだろう。幸せと希望に満ち満ちた、子供の未来だろうか。少なくとも、その子が鬱に苦しむ姿などは見えていないだろう。
生まれたとき、僕は確かに泣いていた。でも慰めてくれる人はいなかった。
だから ぼくは
今もここで泣き続けている。
そして、「元気な産声を上げた」と手放しで喜ぶ大人。彼らの目には、いったい何が映っているのだろう。幸せと希望に満ち満ちた、子供の未来だろうか。少なくとも、その子が鬱に苦しむ姿などは見えていないだろう。
生まれたとき、僕は確かに泣いていた。でも慰めてくれる人はいなかった。
だから ぼくは
今もここで泣き続けている。
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愛〜祖母の場合〜
2002年5月17日祖母の家には、たくさんのさつきがある。
僕が幼いころから、祖母はほとんど一人でそれらの世話をしている。実際、あれはかなりの重労働だ。
僕は、後に知ることとなる。あのさつきたちは、祖父の形見なのだということを。
祖母の家に行くたび、僕は祖母に頼まれて、それらに水をまく。小さいころには聞こえなかった、さつきの声を、いまではかすかに感じられるようになった。
これは、いつか僕が探していた、変わらない愛の断片だろうか。
僕が幼いころから、祖母はほとんど一人でそれらの世話をしている。実際、あれはかなりの重労働だ。
僕は、後に知ることとなる。あのさつきたちは、祖父の形見なのだということを。
祖母の家に行くたび、僕は祖母に頼まれて、それらに水をまく。小さいころには聞こえなかった、さつきの声を、いまではかすかに感じられるようになった。
これは、いつか僕が探していた、変わらない愛の断片だろうか。
今日の出来事と考えたこと
2002年5月16日今日は前に好きだった人の誕生日でした。
彼女は誰からも好かれる性格で、彼氏もとっかえひっかえみたいな状態で、僕には典型的な高嶺の花でした。いろんな人からお祝いされていました。単純に、うらやましかった。彼女の幸せがほしい、なんてばかげたことも考えました。もう好きではありません。
ノコサレタヒトヘ
悲しまなくたっていいんだ。
ぼくは最初からここにはいなかったんだ。
昔僕がそうだったように、
君も僕の幻を見ていたんだよ。
彼女は誰からも好かれる性格で、彼氏もとっかえひっかえみたいな状態で、僕には典型的な高嶺の花でした。いろんな人からお祝いされていました。単純に、うらやましかった。彼女の幸せがほしい、なんてばかげたことも考えました。もう好きではありません。
ノコサレタヒトヘ
悲しまなくたっていいんだ。
ぼくは最初からここにはいなかったんだ。
昔僕がそうだったように、
君も僕の幻を見ていたんだよ。
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