遺文1

2004年3月28日
長い、緩やかな坂だった。
あの坂のてっぺんには、見たこともないような美しい景色が僕を待ってると信じてた。

でも

頂上から続いていたのは死へと続く暗い暗い下り坂で
僕は思わずそこで立ちすくんだ。

僕はどうしてこの道を歩いていたんだろう
どこで道を間違えたんだろう

戻ることはできない

僕は最後の一歩を踏み出した。

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